2020.06.01

採用アクログループ/インターンシップ2020SUMMER! 開催します

Crosstalk Vol.2 新入社員×若手社員 スクラムを組んで完成というゴールを目指す スマホ・アプリ開発プロジェクト
K.Y

株式会社アクロスペイラ
アプリケーション開発事業部
2017年入社

M.S

株式会社アクロスペイラ
WEB制作事業部
2018年入社

T.K

株式会社アクロスペイラ
アプリケーション開発事業部
2018年入社

T.M

株式会社アクロシステム
SIグループ・リーダー
2017年入社

R.K

株式会社アクロシステム
SIグループ
2016年入社

S.K

株式会社はばたーく
営業部
2014年入社

いま携わっているアプリ開発プロジェクトの内容や皆さんの役割を教えてください。

S.K

この案件を受注した営業です。以前からスマホのアプリ開発の実績をつくりたいと思っていたところに、今回、医薬品会社のお客様からお仕事をいただくことになりました。このアプリは、スマホにあるデータを入力するとその人の健康状態に合ったサプリメントをおすすめする機能を搭載しています。

T.M

私は開発現場のリーダーをやっています。いままでにない画期的なサービスであり、アプリにとどまらずサーバーの開発も手掛けています。開発対象が広いのが特徴のプロジェクトですね。iOSやAndroid OSといったスマホのアプリ開発を「やってみたい!」と手を挙げた若い人ばかりを集めたから、メンバー全員とても意欲的に仕事しています。そうですよね?

R.K

はい、そうです!(笑) メンバーはスマホ開発をやりたい人ばかりですが、私のようにアプリ開発は未経験もいて、ちょっと大変ですね。でも、9月でいったんテストパイロット版を提供したので気持ちが落ち着きました。翌年1月のリリース向けて、いま第2フェーズが始まったところなので、またスピードアップして進めないとといけません。

K.Y

同じグループ会社とはいえ、別々の会社からひとつに集まったプロジェクトチームですから、最初はうまくいくのかなと思いました。僕も実はスマホのアプリ開発は未経験でしたから、なおさらです。

T.K

僕なんかプログラミング未経験の上に、新卒入社したばかりの新人ですよ!(笑)本社に配属されて、いきなりこのチームに入って不安いっぱいでした。

T.M

今回のプロジェクトの最大の特徴は、アクロとしてはいままであまり手掛けてこなかったOSを開発対象にしているところ。新しい技術や開発手法を採り入れて勧めましたから、K.Y君もT.K君も最初は戸惑っただろうね。

M.S

私は本プロジェクトとは関係のないWebデザイナーなんですが、ぜひ開発メンバーの皆さんの話を聞いていたいと思いました。スマホアプリの開発ではデザイン的にどんなところに気をつけて開発しているのですか?

T.K

Webデザインもアプリ開発も根底にあるのは同じ考えだと思いますが、いわゆるUI/UX(使い勝手の良さやユーザーが得られる体験)を洗練させるのは、設計段階において重要なテーマです。スマホアプリでは、たとえばデザイナーが見た目の良さでボタンやアイコンの大きさや位置・形などを指定してきます。私たちは実際に指でボタンを操作してみて使いやすいかを考慮しないといけません。見えない部分はエンジニアのほうで補っていくのです。

新しい技術、開発手法について教えてください。

S.K

今回、採用した「アジャイル開発」手法は新しい挑戦でしたね。従来のウォーターフォールの開発手法は、完成間近にならないとお客様はモノが見られないというのがデメリットでした。現在進行形でモノを見せながら開発していくアジャイル開発なら、たとえばボタンの機能は今こうなっていますと確認いただきつつ、次はこうしますと改善プランを示すことで、完成度の高いアプリができあがります。

T.M

アジャイル開発といっても、私たちが採用したのは、一人ひとりが独自に進めながらもコミュニケーションを取り、全員が連携して進めていく「スクラム型」というもの。設計・開発作業の進行が2週間サイクルで進むように目標を設定し、それをメンバー全員で共有しながら作業が進めました。

R.K

スケジュールに従い、ここまで完成させないといけないという目標に対して、エンジニアだけでタスクや優先順位を自分で決めて「私、今日これやります!」と自己申告するんですよね。どんなものかと思いましたが新鮮でした。

M.S

お話しを聞いてますと、スクラム型アジャイル開発というのは、普段の業務のような、上司からの指示待ちではないのですね。

R.K

はい。状況を共有するのでチームワークが自然に芽生えるんですよね。

K.Y

自分ができることはもちろんですが、やったことがなくても周りに聞きながらできるので、このチームで本当に良かったです。今回、モブプロ(プログラミング)といって、お互い始めての人たちが一つの所に集まってプログラミングをしたり、テストしたりしたじゃないですか。いろいろ調整も必要でしたがこんなに「会話」が重要だと思った案件ははじめてでした。自分から発信していかないといけない。正直コミュニケーションは得意な方ではないのですが、この仕事を経験できて良かったと思っています。

T.K

未経験なのでプログラミングはもとより、機能の実装とか難しくてよく分かりませんでした。僕はいま、動作テストを担当していますけれども、そのテスト仕様書を作成したり、ちょっとした画面デザインの作成や簡単なプログラミングをさせてもらい、この仕事の面白さがだんだんと分かってきました。

S.K

T.K君のように、他にも新卒の人がプロジェクトチームにいて楽しそうだよね?

T.K

先輩たちが本当によく教えてくれるし、レビューを受け、どの箇所が問題でその理由が何だったかを記録することで少しずつできるようになってきました。だから仕事は楽しいです。

スマホアプリの開発は現在進行中ですが、皆さん、このプロジェクトを通じてどんなものが得られるのでしょうか?

T.M

iOSの開発を先行していたので、今後はAndroid OSの開発を一気に進めるフェーズに入ります。iOS版アプリの出来栄えが良かったので、Android OSでも高いレベルのものが作りたい。経験のなさという点ではiOSもAndroid OSも同じなので、大変な作業でしょうけども、完成が楽しみです。

R.K

私は、今回スマホアプリの開発に始めて携わりましたが、まだまだ技術の知識が足りないことを実感しています。スピーディーに最新技術が更新されていくので、ついていけるように対応していきたいです。

K.Y

このプロジェクトでは、主にサーバーの開発に携わってきましたが、いままで経験もないのに試験運用段階のサーバーを立てることができました。分からないことをまわりに聞きながら作業を進めましたが、この経験が大きな自信になりました。Android OS版の開発にも活かしていきたいです。

T.K

同じく、iOSもAndroid OSも開発自体全然やったことがないですが、このプロジェクトが完成まで進む中で自分なりに知見を深めて、自分で実装できる機能を増やしていきたいと思います。

M.S

自分のWebデザインにも活かせそうなお話しが聞けて良かったです。何より、スマホアプリという一般の人が利用できるもの開発に携わることができるとうれしいし、エンジニアとしての経験が広がりますよね。

S.K

エンジニア一人ひとりの経験が、アクログループ全体の実績になり、それが次のスマホアプリ案件の受注につながれば、営業プロデューサーの私としては理想的なカタチです(笑) ビジネスの可能性が豊富なアクログループですから、これからもそうした仕事ますます広がっていくでしょう。

今日はありがとうございました
自由で活発、風通しのいい社風の中で 「なんでもできる」を実現する。